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You’re so stupid, Rose.このセリフに身が震えた【映画タイタニック】

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皆さんこんにちは、なかちこです!
今日初めて映画「タイタニック」を見たのですが、

非常に感動しました。

今まで食わず嫌いというか、有名すぎてタイトルも結末も知っているので逆に見る機会がなかったんです。しかし先日2週に渡って金曜ロードショーで放映されてから皆がその話をするので、「そんなに面白いのかな?」と気になって後日視聴しました。

見終わった感想「感動で胸があつい・・もう一回見たい・・・

3時間を超える長編映画なのですが、片時も目が離せない。非常に感動しました。

この映画を見る中で、心に響いたセリフがいくつもあったのですが、中でも印象的だったのがタイトルの「You’re so stupid, Rose.」というセリフ。

「You’re so stupid, Rose.」(君はなんてバカなんだ、ローズ)

ジャック「ローズ!君はなんてバカなんだ!なんでこんなことをした?本当にバカだよ、ローズ。どうして?」
ローズ「あなたが飛ぶなら、私も飛ぶ。そうでしょ?」※
ジャック「そうだ」
ローズ「ああ神様!行けなかった。行けなかったの、ジャック」
ジャック「いいんだよ。なにか方法を考えよう」
ローズ「せめて一緒にいさせて」

Jack: Rose! You’re so stupid. Why did you do that, huh? You’re so stupid, Rose. Why did you do that? Why?
Rose: You jump, I jump, right?
Jack: Right.
Rose: Oh God! I couldn’t go. I couldn’t go, Jack.
Jack: It’s all right. We’ll think of something.
Rose: At least I’m with you.

これは、ジャックがローズに言ったセリフです。

このセリフのシーンはどこ?どんな場面?

このセリフは「2:19:30」頃に登場します。

乗船者の半数しか用意されていない救命ボート。ジャックと一緒に救命ボートに乗り込みたいローズですが、男性かつ3等旅客のジャックは乗り込むことができません。自分だけボートに乗り込むことに躊躇するローズにジャックは「自分は次のボートに乗る」と伝え、居合わせたキャル(ローズのフィアンセ)も「2人分の救命ボートの席を確保してある」と言いました。

二人の言葉を信じて、いったんは救命ボートに乗り込むローズ。しかしやはりジャックと離れがたいローズは、救命ボートを飛び降りてジャックの元に向かうのです。その時の2人のやり取りの中で、この「You’re so stupid, Rose.」というセリフは使われます。

なんて愛に溢れた言葉なのだろう

私はこのシーンで、感情を揺さぶられずにはいられませんでした。

おそらくローズは、ジャックが言ったことは嘘だとわかっていたのでしょう。自分がこの救命ボートに乗ったら、これがジャックと会える最期になると知っていたのです。「あなたが飛ぶなら、私も飛ぶ(You jump, I jump)」は、冒頭、自殺しようとしたローズにジャックが言った言葉でした。

ジャックが残るなら私も残る、そして二人で助かる。最期は一緒。彼女は命がけでジャックの元へ戻ったのです。

そしてジャックもまた、今この瞬間がローズに会える最後だと悟っていました。自分が救命ボートに乗れることはないと分かっていたからです。

ローズが乗った救命ボートが海に降ろされていくのをまっすぐ見つめるジャック。ローズの無事に安堵したジャックは本当は席なんて確保していないだろうとキャルに問います。キャルは言います、「そうだ、お前の分はない」

キャル「ウソがうまいな」
ジャック「あんたもね。席の確保なんてしてないんだろ?」
キャル「確保してるさ。君は恩恵に預かれないがね。俺は常に勝者なんだよ、ジャック」

Cal: You’re a good liar.
Jack: Almost as good as you. there’s no arrangement, is there?
Cal: Oh, there is… Not that you’ll benefit from it… I always win, Jack.

もう彼女に会えることは無い、自分は死んでしまうのだ。ジャックは悲惨で逃れることのできない自分の運命を知りながら、ただタイタニック号の上からローズを見つめました。これがまたなんとも言えない表情で、胸が張り裂けそうになります。

しかし次の瞬間、ローズは救命ボートからタイタニック号に飛び乗り、ジャックの元に再び駆け戻るのです。

ローズだけでも助かって欲しかったジャックは「なんてバカなことをしたんだ!(You’re so stupid, Rose.)」と叫びながらも、愛しくて仕方がない今にも泣きそうな表情。キスと共にローズを抱きしめます。ローズに助かって欲しかった気持ちも本当ですが、ジャックの元へ戻る決断をしたローズの行動に心からの愛を感じたのも本当。このシーン、このセリフで、あまりの感動に身が震えました。

掠れた声で叫んで駆け寄り、心配そうにローズの目を見つめるジャック。「一人では行けない」と涙ながらに伝えるローズの顔をじっと見つめて、いいんだよと激しく抱き寄せます。2人の心情を思うと、胸がぎゅっと掴まれたように苦しくなってしまいます。

不朽の名作映画「タイタニック」
何度も見返して、また新しい発見ができればと思います。

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